不整脈の治療・カテーテルアブレーション治療体験記(父親)

10.232015

この記事は4分で読めます

不整脈「心房細動」が見つかり、

カテーテルアブレーション治療
を受けることになった父親。


入院は、
3日間だけでした。


えっそんなに早く退院できるのと
驚きました。

施術後の状況にもよるのでしょうが、
最短で3日間です。




奈良の高井病院で
カテーテルアブレーション治療を
して頂きました。

最近、
建物を増築されて
すごくきれいになっています。



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不整脈カテーテルアブレーション治療前日


カテーテルアブレーション治療の前日に
午後3時頃から入院しました。

お風呂は退院するまで入れないので
来院する前に入ってました。


前日は、主治医からの
説明・現状の検査があります。

治療の際に、
カテーテル(管)を心臓内に挿入する部分となる
太もも付け根付近の除毛をし
準備をします。


晩ごはんは、
取ることができました。





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不整脈カテーテルアブレーション治療当日


治療当日は、絶食です。


僕の父親の場合は、
当日は一切食事は、とれませんでした。


カテーテルアブレーション治療する為の服に
着替えます。

前が開きやすい服
圧をかける靴下
紙のパンツ




尿が自動でたまるように、
尿管に管を通します。



父親は初めての体験で
とても痛がっていました。

漏れている感覚もあり、
気持ち悪いみたいです。



僕もしたことがありませんが、
痛そうですよね。
でも、
仕方がないとがんばってました。


その後、
看護師さんに付き添われて歩いて
治療室へ向かいました。

カテーテルアブレーション治療は、
9:30~12:30 約3時間の予定でした。

なにかあるといけないので
前の病室で待機していました。





カテーテルアブレーション治療の流れ


血管撮影室に入室後、
心電図などのさまざまなシールを体に貼ります。

必要な部位に
(父親の場合は右、太ももでした)に消毒、局所麻酔をかけます。

麻酔した部位の血管より
管(シース)を挿入します。

電極カテーテルを管(シース)より
血管内に挿入し、心臓内の各部位に留意します。

心房中隔穿を行い、左心房へカテーテルを挿入します。

肺静脈造影を行い、
肺静脈にリング上のカテーテルを留置します。

心臓に留置した電極カテーテルから
電気刺激を行い治療に必要な検査を行います。

検査結果を基に、左心房内に挿入した
アブレーションカテーテルで焼灼を行います。

焼灼の効果が認められた場合は
治療は終了となります。

(焼灼の効果が認められない場合は、
再度アブレーションカテーテルを
留置して焼灼を行います。)

挿入部より電極カテーテル及び管(シース)を取り除き、
止血を行います。

止血終了、
血管撮影室を退出します。





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カテーテルアブレーション治療終了


12:30頃、
予定時間ちょうどに、
ベットに乗って病室に戻ってきました。


見た瞬間、

大丈夫なんだろうかと
とても不安になりました。

ボーっとして疲れ果てていました。


心電図などの取るので、
少し出ていって下さいと
言われ待機します。

15分後くらいたって、
終わりましたのでということで

病室へ。


眠っています。




局所麻酔といっても
麻酔がかかっていて
しばらくボーっとしているようです。




先生から
施術は成功しましたよ。
と言われて、よかった。


一安心です。


止血されていますが、
動いて管をとおした太ももからまた血が出ると
いけないということで
両足はベットにくくりつけられています。


手は動かせるみたいですが
点滴はされています。




2時間位は水が飲めない
みたいです。



胸が熱くなっって
のどが渇くかもしれませんが、

麻酔がきいている状態で
水飲むと肺に水がはいる恐れが
あるので我慢して下さいね。

って言われました。


基本、寝ていますが、
時々、うにょうにょ寝言のように
話します。


ほんと大丈夫かなぁと
心配になります。

すぐいびきをかいて寝てます。



カテーテルアブレーション治療から2時間後


のどが渇いたいうので少し飲んで
落ち着いてみたいです。


でも、
まだぼ~っとしています。

しゃべっている言葉が
はっきりしなくて心配になります。




更に2時間後、
足の固定を外してもらえて

楽になったみたいです。


意識も
だいぶはっきりしてきました。

しゃべる言葉も
わかるようになりました。




孫たちも総出で、
おじいちゃんはしんどいながら
喜んでいました。

その後も安静してました。



夜、尿管から管を取って頂き
だいぶ楽になった様子。




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カテーテルアブレーション治療翌日


朝ごはんはパン2枚

昼ごはんは
ご飯がようやく食べることが
できました。


先生の話のあと、
退院してきました。





カテーテルアブレーション治療後、
退院して



父親から話を聞きましたが、

カテーテルアブレーション治療自体は、

麻酔もきいていてほとんど寝ていて
痛みも熱さもなかった
みたいです。


やはり、
尿管に管をとおしているのが

すごく痛かった。


もう2度としたくない
と言っていました。



カテーテルアブレーション治療後は、
早めに健康な時と同じように
安心して暮らせるようになります。




ただ、
治療した不整脈により再発を起こすことも
稀にあるみたいです。


要経過観察ですね。




とりあえず、
治療も無事終わり、
数日経ちましたが、
言葉もはっきりしてきて
元気になりました。

まだ、
おかゆしか食べれないと
少し不満げでした。




まとめ


不整脈「心房細動」は、
やはり高齢の方に多い病気です。

高齢になってからの治療は、
体にも精神的にも負担がかかります。

薬で経過観察していく選択も
あったかもしれません。




それでも、
これから安心して生活を
送っていくために

カテーテルアブレーション治療を
選択したことは、
今は痛い思いをして辛かったでしょうが、

家族としてよかった
と思います。


将来を見据えて、
根本から完治して不安を払拭できる



カテーテルアブレーション治療は、
最良の治療方法

だと思います。





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