お彼岸のお供え物と言えば
おはぎとぼたもちですよね。
実家の母親が先日言いましたよ。
「春のお彼岸やから
ぼたもちをお供え物に買ってきて」と・・・。
ぼたもちってあのことわざの?
棚からぼたもちね!OK買って行くわぁと安易に
言ってしまったのが問題でした。
そこから僕のぼたもち探しの旅が始まりました。
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ぼたもちが売っていない!?
「春のお彼岸のお供え物にぼたもち下さい。」と
地元の和菓子店へ
「ぼたもち??ぼたもちは売ってないよ。
おはぎでいいよ!おはぎで・・・
おはぎだったらあるよ!」
だから・・・ぼたもちが欲しいの!とお願いしますが
だから・・・ないっていうの!の繰り返し
もう少し探してみますと違う店へ。
ぼたもちと書いてある商品は
僕がまわったなかではどこの店にもありません。
数件回ってとある店で
「おはぎとぼたもちは同じだよ」
言われます。
同じなの!?
ぼくの今までのぼたもちのイメージは
こしあんでもちの部分の米粒がない
赤福のようなイメージでした。
粒あんで
もち米が残っているのはおはぎで
ぼたもちではないと思っていました。
おはぎとぼたもちの違いについて聞いてみる
どうも腑に落ちず
おはぎとぼたもちについて詳しく聞いてみました。
おはぎとぼたもちの違いは
食べる・お供え物にする時期によって
呼び方が違うということです。
漢字にするとわかりやすい。
おはぎ=御萩=萩の餅
萩=秋の花
ぼたんもち=牡丹餅
牡丹=春の花
あずきのあんこをそれぞれの季節の花に見立てて
もち米とうるち米を合わせたおもちをくるんで
作った和菓子ということでは同じものなんですって。
秋の萩に似せて作ったか
春の牡丹に似せて作ったかの違い。
季節によって呼び方が違うだけということです。
同じものと教えてもらいました。
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おはぎとぼたもちの違いには説がある
季節的要素が大きいと言っても
やっぱりおはぎとぼたもちの違いには
説があるそうです。
説①牡丹は大きい花なので ぼたもちの方が大きい。
二口サイズがおはぎで
それ以上のサイズがぼたんもち
説②小豆ができる季節が秋なので
皮も柔らかいままで小豆のおいしさを
そのまま伝える事ができるのでおはぎは粒あん
春の小豆は皮が硬くなるので
皮取り除いてこしていたということで
ぼたもちはこしあん
(全く逆の説もあります)
説③米の形を残すのがおはぎ
もちの状態で米の形を残さないのがぼたもち
説④きな粉を用いたのがおはぎ
あんを用いたのがぼたもち
説⑤地域によって呼び方が違うという説
おはぎとぼたもちの違いには
色々説がありますがどれが正解は
はっきりとはわからないようです。
現在ではおはぎとぼたもちの違いについて
そこまで言わないようで・・・
同じものとして扱われることが多いそうです。
そこまで気にしないのが正解のようです。
ネットでもぼたもちを検索してみましたが
あん心もちが一番に出てきました。
あんころもちね?
こちらからご覧頂けます。
まとめ おはぎとぼたもちの違い
お彼岸のお供え物として重宝する
おはぎとぼたもちですが
現状においては
おはぎとぼたもちの物自体の違いは
説はいろいろありますが
明確な違いというのはないようです。
但し
お供え物をする時期
食べる時期によって
秋は萩の花に似せて
つくる おはぎ
春は牡丹の花に似せて
つくる ぼたもちと呼び方をかえます。
季節がおはぎとぼたもちの大きな違いです。
最近では通年を通してすべて
おはぎとする
お店が多くなってきているようです。
何件も回ってぼたもちを探さなくてもいいですよ。
おはぎで大丈夫ですので
春秋問わず、是非お彼岸のお供え物に買って下さいね。
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